舗装工事 ― 快適で美しい空間をつくる基礎技術

皆さんこんにちは！

千葉県野田市を拠点に外構リフォームや基礎工事を行っている

有限会社青山組、更新担当の富山です。

舗装工事 ― 快適で美しい空間をつくる基礎技術
〜コンクリート・インターロッキングで形にする安心の地盤〜

「舗装工事」と聞くと、道路を整備する工事を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし実際には、駐車場・アプローチ・通路・庭の一部など、
私たちの生活空間のいたるところで行われている、とても身近な工事です。

この章では、住まいの舗装に用いられる代表的な工法――
コンクリート舗装とインターロッキング舗装――について、
その特徴と施工の流れを詳しく紹介します。

コンクリート舗装は、耐久性・安定性に優れた定番の工法です。
駐車スペースや玄関前のアプローチなど、
重い車両が通る場所でも沈みにくく、長持ちするのが魅力です。

1️⃣ 地盤整備：掘削し、砕石を敷いて転圧。基礎を固める。
2️⃣ 型枠設置：境界を決め、流し込む範囲を整える。
3️⃣ コンクリート打設：流動性を確認しながら均一に流し込み、表面を金ゴテで仕上げ。
4️⃣ 養生：乾燥によるひび割れを防ぐため、数日間しっかりと硬化。

表面仕上げには「刷毛引き仕上げ」「洗い出し仕上げ」などがあり、
デザイン性と滑り止め効果を両立させることができます。

インターロッキングとは、レンガやブロックをかみ合わせて敷き詰める工法です。
駐車場・歩道・庭園などに使われ、見た目の美しさとメンテナンス性が高く評価されています。

1️⃣ 下地整備：地盤を掘削し、砕石を転圧。
2️⃣ 敷き砂調整：砂を均一に敷き、レンガを水平に並べる準備。
3️⃣ ブロック敷設：デザインに沿って1枚ずつ丁寧に配置。
4️⃣ 目地砂入れ・転圧：隙間に砂を入れ、ブロックを安定させる。

見た目の印象を左右する部分だからこそ、
職人の水平精度と目地の整い具合が完成度を決めます。

舗装工事は、見た目だけでなく、機能性と耐久性の両立がカギ。
仕上がりの美しさは、見えない地盤づくりから始まっているのです。

舗装工事は、暮らしの快適さと安全性を支える「足元の仕事」。
表面の仕上げひとつで、住まいの印象も大きく変わります。

コンクリートの重厚感、インターロッキングの華やかさ――
それぞれの特性を活かしながら、機能とデザインを両立させることが、
プロの舗装職人の使命です。

次回もお楽しみに！

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